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ことばのパズル(23) 2017年07月

問題
例のように、二字の熟語を漢字四字に分解し、それぞれの字が含まれる四字熟語を答えましょう。ただし、四字熟語はすべて異なるものとします。
※答えは一つとは限りません。
解答 ことばのパズル編20

ヒント1

@ 童話=(立+里)+(言+舌)
  立〇〇〇、〇〇〇里、言〇〇〇、舌〇〇〇
A 鉄板=(金+失)+(木+反)
  金〇〇〇、〇〇〇失、〇〇〇木、反〇〇〇
B 悲鳴=(非+心)+(口+鳥)
  〇非〇〇、〇心〇〇、〇口〇〇、〇〇〇鳥

ヒント2

@ 立〇出〇、〇望〇里、言〇道〇、舌〇三〇
A 金〇〇条、利〇〇失、山〇〇木、反〇〇師
B 〇非〇直、〇心〇体、〇口〇音、〇石〇鳥

解答

問題1
▼ 答えを見る
【解答例】
@ 「立」身出世、一望千「里」、「言」語道断、「舌」先三寸
A 「金」科玉条、利害得「失」、山川草「木」、「反」面教師
B  理「非」曲直、一「心」同体、異「口」同音、一石二「鳥」

解説

漢字の中には、もともと一字の漢字として成立しているものが複数集まって新たな漢字が出来上がっているものが多く存在します。
胃=田+力、賛=夫+夫+貝、のような形です。
入試では四字熟語に限定せず、「ことわざ」「慣用句」「四字熟語」の穴うめ問題をはじめに解いたうえで「□に入る字を組み合わせてできる熟語を答えなさい。」というパターンがよく見られます。
「ことばを知っている」という力に加えて「組み合わせてできる字を思いつける」という力が問われる、やや複雑な問題です。

以下、解答例として挙げたそれぞれの四字熟語の意味を載せておきます。もちろん、これ以外の四字熟語でも条件を満たしていれば可です。

@
「立」身出世……高い地位に就いて名声を手に入れること。
一望千「里」……広い範囲を一目で見わたすことができる様子。
「言」語道断……あまりにひどく、言いようがないこと。とんでもないこと。
「舌」先三寸……口先だけでうまく相手を言いくるめたりだましたりすること。

A
「金」科玉条……絶対に守るべき規則や法律のこと。
利害得「失」……自分の得たものと失ったもの。利益と損失。
山川草「木」……あらゆる自然を指す言葉。
「反」面教師……そうなってはいけない、という例として取り上げられるような人や物。

B
理「非」曲直……道理にかなって正しいことと、道理からはずれて正しくないこと。
一「心」同体……複数の人が心を合わせて行動する様子。
異「口」同音……多くの人が同じような意見を述べること。
一石二「鳥」……一つの行動で二つの利益を手に入れること。

プラススタディの取り組み

プラススタディでは、「ただひたすら覚える」ということをおすすめしません。ひとつ何かを覚えたら、必ず関連する何かが思い浮かぶ、という「網の目のような知識」を作ることを目標としています。受験の有無に限らず、日本人としてぜひ知っておきたいことわざ・慣用句・四字熟語は膨大な数に上ります。 一つ一つバラバラに覚えていくのではなく、いろいろな経路やきっかけでその言葉が思い出せるように、知識のネットワーク化を進めていきたいと思っています。