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ことばのパズル(2) 2015年5月

問題
たろうくんから、次のような手紙がとどいたよ。
いっしょにつけられていた式は、みんながしっているあるものをつかってことばをあらわしています。
たろうくんはなにをもってきてほしいのかな?
たろうくんのてがみをよみといてみよう!
ことばのパズル編2

解答と解説

たろうくんが手紙につけてくれた式にかくされた法則をいかに早く見つけるかが大切です。

どこに着目するか

いきなり問題の数字を見ても、何のことかさっぱり分からないはずです。
こんなときはあわてず「例」からヒントを見つけておきましょう。

たろうくんが手紙につけておいた式には、次のように書かれています。
18 + 8 + 4 = つくえ
1 + 5 + 5 + 22 = あおおに
このままではおそらく何もひらめきませんので、ちょっと書きかえてみます。
解答編
どうでしょうか?
ちょっと書きかえただけですが、何か気づきましたか?
そうですね。
数字の個数と文字数が一致している
同じ文字には同じ数字が当てられている
ということがわかりましたね。
見落としや勘違いを防ぐためにも、「分かりきったこと」と思われるものもふくめていろいろ試して、書き出してみることが大切です。
つぎはこの数字とひらがなの法則を考えます。
あ行の文字が三つ出てきている
ことがポイントです。
● あ=1、え=4、お=5
ぼんやりと法則らしきものが見えてきましたか。
この問題では、数字は五十音表と対応しています。あ=1から始まって、あ行はい=2、う=3、え=4、お=5。次はか行に移ってか=6、き=7、く=8、け=9、こ=10、と数字が対応していきます。これに従っていくと、やはりく=8、つ=18、に=22という数字とひらがなの関係になっていることがわかります。

これをもとにたろうくんの手紙を読み解くと、
35 + 25 + 11 + 12 = ものさし
16 + 2 + 15 + 3 + 28 + 8 = たいそうふく
となります。

この問題をすんなり解くためには「与えられている情報からわかることを一つでも多く引き出す」ことが必要です。どの教科の問題も、「はっきりとは書かれていないがよくよめば読み取れる」情報が隠れていることがあります。このような隠れた情報を引き出すには、図や表を書いたり、書かれていることに一歩踏み込んで「だからどうなるのか」「だから何が言えるのか」を考えることが必要になります。
また、このような問題では「手が動かない」ことで思考が止まってしまう子が多いのも特徴です。理由はいろいろあると思われますが、じっと止まっていてもひらめきはなかなか生まれません。むだに終わることがいくつかあったとしてもあきらめずにあれこれ試し続けることで、意外なところから突破口が見つかるものです。

プラススタディの取り組み

プラススタディの授業では、設問に取り組む際いきなり解き始めることはしません。「何を問われているか」「どのような作業が必要になりそうか」を一緒に考え、順序立てて解いていく練習をします。最終的には、設問の文を自力で分析し「問われていること」「必要な作業」を組み立てることを目標とします。
また、プラススタディの授業では「一度書いた答えを消さない」ことを徹底しています。試行錯誤するときには、あれこれ書いて試すことで活路が見いだせる場合がよくあります。私たちは「手を動かしたからこそのひらめき」を大切にしていきたいと考えています。