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ことばのパズル(4) 2015年8月

問題
「どっきり」「ばっちり」のように、「○っ△り」の形のことばはたくさんあります。
次の@〜Iに「○っ△り」という形の言葉を考えて入れてみましょう。
ただし、@に入る言葉からIに入る言葉は、辞書に出てくる順番の反対に並びます。
解答 ことばのパズル編4

解答

問題1
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@みっちり Aべっとり(べったり) Bにっこり Cそっくり Dさっぱり
Eきっかり Fがっかり Gおっとり Hうっとり Iあっさり

解説

@〜Iに入る言葉が、辞書に出てくる順の反対に並ぶ、という条件を見落とさないようにしましょう。
最初に思いついた言葉以外にも、文に合うような言葉が他にないか考え、思いつくだけ挙げていきましょう。

条件の使い方

辞書に出てくる順の反対に並ぶ、という条件を先に考えて候補を出そうとすると、@から順番に(もしくはIから順番に)問題を解いていくことになり、意外と時間がかかってしまいます。

逆に、辞書に出てくる順の反対に並ぶ、という条件を考えずに解こうとすると、
@で
・時間をかけてしっかりと練習する
・時間をかけてじっくりと練習する
・時間をかけてたっぷりと練習する
など、いくつか候補が出た時に、最終的に答えを一つにしぼれません。

この問題を速く解くには、
1 文に合うような「○っ△り」の言葉を思いつくだけ書き出す
2 辞書の反対の順番という条件に合うように言葉をえらんでいく
という作業が必要になります。

問題文の条件を残らず確認しておくことと、どの条件をどのタイミングで検討すれば効果的なのかを考えてから解きはじめるのがポイントです。
問題につけられた条件は、解き終えるまでに必ず一回は通過することが必要です。どのタイミングで条件の検討をするかは、条件の内容によって変わります。候補が出づらくなるような条件は、条件に関係なく候補を出し切った後で検討するとうまくいくことが多いですね。

言葉をすべて入れると、@〜Iの文は次のように完成します。
@ 時間をかけてみっちりと練習する。
A 絵の具をべっとり(べったり)とぬる。
B おじいさんはにっこりとほほえんだ。
C あの兄弟は、顔がそっくりだね。
D 何が何だかさっぱりわからない。
E 十時きっかりにむかえに行くよ。
F 応援していたチームが負けてがっかりした。
G おっとりした性格の妹と、活発な姉。
H 鏡に映った自分の顔を見てうっとりする。
I あっさりとした味の食べ物が好きだ。

プラススタディの取り組み

答えそのものだけでなく、考える過程で出てきた候補の言葉も合わせると、意外とたくさんの「○っ△り」があることに気づいたのではないでしょうか。 @で「しっかり/じっくり/たっぷり/みっちり」が候補として出てくることにはすでに触れましたが、Eにはきっかりの他に「ぴったり」も入ります。 Hには「がっかり/げっそり」が入ることもあるのかもしれませんし、Iにはあっさりではなく「こってり/しっかり/どっしり/まったり」なども入るでしょう。

プラススタディでは、子どもが解いている様子を目の前で見ています。考えている最中に「(この問題の答えとしては)ちがう」ということで採用されなかった言葉にも、後で触れていきます。
子どもたちから自分の持っている語彙として出てくる言葉をキャッチし、その使い方を一緒に確認することで、また別の場面でその言葉がきちんと使えるようにするお手伝いをしていきたいと思っています。