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ことばのパズル(10) 2016年02月

問題
【例】のように、○の字と☆の字が「同じ読みで別の字」になるように、熟語のしりとりを作りましょう。
※同じ字になってはいけません。
解答 ことばのパズル編10

解答

問題1
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【解答例】
@ ○ 以 ☆ 衣
A ○ 火 ☆ 下
B ○ 効 ☆ 行( ○ 成 ☆ 勢 )

解説

同じ読みで別の字、という条件にしっかり注目しましょう。
○か☆どちらかに入る漢字の候補を思いついたら、読みだけをもう片方に当てはめて言葉が思い浮かぶかどうかを考えると、すんなりと解き進められます。

たとえば、@で「〇上」の〇に入る字を考える時に、「同上(どうじょう)、屋上(おくじょう)、海上(かいじょう)、参上(さんじょう)」などが思いついたとしましょう。その時に次にやるべき作業は☆の前の字、つまり「着」にどう・おく・かい・さんをつけ、新たに熟語を作ることができるかどうかの確認です。「着どう・着おく・着かい・着さん」はどれも言葉として成り立ちませんね。
ここをクリアできない場合、また○か☆にもどって熟語を考え出す作業に戻るしかありません。条件を満たしていないものにいつまでもこだわっていても道は開けませんから、一度出した「候補」にこだわらずどんどん新しい候補を出していきましょう。
熟語が思いつかなくなったときには、○・☆に直接つながっている字(@であれば上・着)の読み方を変えてみるというのも一手です。この手の漢字パズルでは、読み方を無意識のうちに固定してしまいがちです。行き詰まった時に「読み方を変えてみる」という発想ができるかどうかがポイントです。
  また、「音で攻める」という考え方を一旦離れてみるのも有効な手になり得ます。「着」は文字通り「着る」「着く」という意味の字ですから、「着る」ものや「着く」ものって何かあるかなあ、という発想から「着衣」「着火」「着地」が出てくる可能性は高いでしょう。   ただし、いずれにしても最後には問題で提示された条件(○と☆は読みの同じ別の字)を守っているかどうか+そもそもしりとりが成り立っているかどうかの確認は必須です。

プラススタディの取り組み

漢字や語句は、いかにたくさんその字に触れたか(漢字ドリルや文章内、どんな触れ方でも構いません)で勝負が決まります。特に、初めて覚えたタイミングでその字を使った様々な熟語に触れておくと、後で該当する熟語が出てきたときに思い出しやすくなるものです。
  プラススタディの授業で行う「言葉の学習」では、小学校・中学校の授業進度にできるだけ合わせながら漢字・語句の学習を進めます。このとき、新出漢字を使って作れる熟語はできるだけたくさん挙げていきます。漢字で書けなくてもいいから考えてみよう、ということで全員が参加し、一つでも多く用例を挙げていきます。また、音は同じだけれど別の漢字を使う熟語との混同に関してはここである程度のチェックを入れます。
このやり取りで出てきた「未習の漢字を使う熟語」に関しては、その漢字が新出漢字として出てきた段階でもう一度同じ熟語を学習できるように配慮しています。一例を挙げると、小学二年生で習う「野」という字の用例で「野球」を挙げ、小学三年生で「球」を新出漢字として学習する際にもう一度「野球」を用例として挙げる、という具合です。 生徒の興味に合わせ、いろいろな面から語句の知識を増やしていきたいと考えています。