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ことばのパズル(16) 2016年08月

問題
例のように、同じ漢字を使った熟語で別の読みや意味になるものがいくつかあります。
ア・イの□□に同じ漢字を使った二字の言葉を入れ、それぞれの読みを答えましょう。
解答 ことばのパズル編16

解答

問題1
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【解答例】
@ 漢字:色紙 ア しきし  イ いろがみ
A 漢字:五分 ア ごふん  イ ごぶ
B 漢字:一味 ア いちみ  イ ひとあじ

解説

今回の問題であつかった漢字は、「五」「一」が小学一年生で習う漢字、「色」「紙」「分」が小学二年生で習う漢字、「味」が小学三年生で習う漢字です。
小学校低学年で習う漢字どうしを組み合わせた言葉にも、語彙として難しいレベルのものは思ったよりたくさんあります。以下にいくつか例を挙げます。
◎小学三年生までで習う漢字を使う難しい言葉の例
 一円(ともに小学一年生配当)
 意味)特定の地域全体。
 例文)関西一円に出店するスーパー。
 一丸(一は小学一年生、丸は小学二年生配当)
 意味)一つのかたまりになるように、力を合わせる様子。
 例文)クラスが一丸となって勝利を目指した。
 答申(答は小学二年生、申は小学三年生配当)
 意味)目上の人物や上級の官庁などからの問いに対して意見を述べること。
 例文)大臣に対して答申する。
学年相当の語彙としては少し難しいものも含まれますが、漢字で書けるようになった時点でどんどん言葉を与えたほうが、子供たちは興味をもって覚えていくものです。
最後に、ア・イそれぞれの意味をおさらいしておきましょう。
@ 色紙
 ア しきし……和歌や俳句、書画などを記すための四角い厚紙。著名人がサインを書くために使用することも多い。
 イ いろがみ…さまざまな色に染めた紙。折り紙用に色を付けた紙を指すこともある。
A 五分
 ア ごふん……一分(いっぷん=六十秒)を五回くり返した時間。
 イ ごぶ………おたがいに優劣がつかない様子。実力が拮抗・伯仲している様子。
B 一味
 ア いちみ……同じ目的のために集まった仲間。「犯人の一味」「海賊(かいぞく)の一味」など、悪いことをする集団に用いられる場合が多い。
 イ ひとあじ…ちょっとした味のちがい。「一味ちがう」の形で「他とは異なる優れた点を持つ」という内容を比ゆ的に説明する場合がある。

プラススタディの取り組み

プラススタディの授業では、それぞれの学年に応じ、学年相当より少し難しいと感じるような語句でもどんどんあつかっていきます。受験個別以外の授業では、授業時間の半分近くは語句に関する内容を扱います。その際、「単語」の単位でしか触れたことのない言葉を増やさないように、必ず例文をつけてイメージしやすくなるように心がけています。一度覚えた難しい言葉はその後どんどん授業に登場させ、定着をはかっています。
小学校の進度に合わせて漢字テストも毎回行いますが、ただ漢字を正確に答えるだけでなく、関連する熟語をどれだけ書き出せるか、ということにも挑戦していきます。
漢字の学習とからめて語彙を増やしていくことで、「なぜその漢字がその熟語に使われているのか」ということにしっかり意識を向けられるようにしたいと考えています。