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ことばのパズル(18) 2016年10月

問題
例のように、矢印の向きに注意し、□の字と上下左右の字を一つずつ組み合わせて二字熟語を 四組作りましょう。ただし、□の字の読み方はすべて異なるものとし、熟字訓は除きます
解答 ことばのパズル編16

解答

問題1
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【解答例】〇と△、☆と※は順不同です。
@ 〇人 △一 ☆肉 ※地
  人生(じん「せい」)、一生(いっ「しょう」)、生肉(「なま」にく)、生地(「き」じ)
A 〇父 △極 ☆辺 ※人
  父上(ちち「うえ」)、極上(ごく「じょう」)、上辺(「うわ」べ)、上人(「しょう」にん)
  注)上人=仏教における高僧に対する敬称。「法然上人」「親鸞上人」など。
※これ以外にも別解は多数存在します。ここでは、小学六年生までに習う字に限定して解答例を作成しています。

解説

漢字パズル問題でよく見られる「中心の□に熟語が四つ出来るような字を入れる」パターンの逆バージョンです。中心の□に漢字を入れて熟語を作る問題では、□に入る字の読みが変わるときにグッと難易度が上がります。今回はそれを逆手に取り、一つの字を四通りに読み、それぞれの読み方に合わせて熟語を作る問題を作成しました。
まずは□に入る字の読みをできるだけ多く挙げ、その読みを使った熟語を考えるという順番で解くと効率よく解き進められるでしょう。

プラススタディの取り組み

外国の方が日本語を学習する際、一つの漢字に複数の読み方があり、語句によって読み分けが必要であることは大きな壁になることが多いそうです。これは、私たち日本人が外国語を学習する際、日本語にはない文法事項(例えばフランス語の男性名詞/女性名詞など)に戸惑うのと似ているのかもしれません。特に今回の問題で例に使った「重」という文字は、「ジュウ・チョウ」という音読みのほかに「え、おも-い、かさ-ねる」という訓読みがあり、さらに人名や地名を考えると「しげ」という読み方まであります。確かに混乱しそうですね。漢字の読み分けについては、大人ならこれまでの経験でなんとなくわかってしまうものですが、一つ一つ別のものとして丸覚えするには限界があるでしょう。
小学校の授業では、一つの漢字の読み方を、学年をまたいで学習することもあります。例えば、「一」という字は一年生で学習しますが「同一」のように「いつ」と読む読み方は後になってから習います。これに対し、プラススタディでは新しく漢字を学習した時点でその字に関する読みを一通りおさえます。 また、プラススタディでは新出漢字を学習する際に学年レベルに合わせてできる限り多くの熟語を覚えていきます。その際、特殊な読み方をする熟語や盲点となりやすい読み方についても逐一指摘していきます。そこから発展して、読み方による意味の違いなどを面白く感じてもらえたらいいなと思っています。